美しき御朱印の世界

 

 1ページ目に続き、このページでは、カラフル、変わり種などの御朱印をご紹介します。

御朱印いろいろ・カラフル編

烏森神社

難波神社

 御朱印といえば、その名のとおり朱色の印が押されたものですが、中にはカラフルな御朱印もあります。

 カラフルな御朱印として多分一番有名なのは、東京・新橋駅のすぐ近くにある烏森神社ではないでしょうか。朱印と神社名、そして参拝日という一般的な御朱印の四隅に4色の三つ巴の印が加わります。ちなみに、御朱印といえば300円をお納めしていただくのが一般的ですが、この烏森神社は500円しかし、御朱印と同じデザインのしおり型お守りがいただけます。

日枝神社

 大阪の難波神社では、紫と緑の菖蒲の印が加わります。色々調べてみると、この菖蒲の印のない御朱印の画像が多いので、最近追加されたのかもしれません。

 また日枝神社では、双葉葵が加わります。この双葉葵の印は下鴨神社でもあるようです。

 その他カラフルな御朱印としては、東京の東郷神社(紫の桐の葉)があるようです。

御朱印いろいろ・変わり種編

聖護院

 書き手の個性が反映される御朱印ですが、基本形は寺院の場合、真ん中に御法印と御本尊の墨書き、神社の場合は神社名の墨書きと印です。その基本と異なった御朱印もあります。

 京都の聖護院は、修験道の総本山ということもあり、法螺貝の印と不動明王を表す梵字「カーン」が一文字書かれています。

 横浜市鶴見区の鶴見駅近くの鶴見神社では右下に「鶴見の田祭り」のイラストの印があります。

 また「楷書」の代表として紹介した御霊神社の場合、参拝日を元号とともに皇暦で書いていただけるというのも特徴です。

鶴見神社

御朱印いろいろ・人物編

盧山寺

 御朱印の中央には御本尊、観音様がいらっしゃるという大悲殿など御本尊に準じた文字が書かれるのが一般的ですが、実在の人物名が書かれることもあります。

 中でも弘法大師や元三大師など開祖やその宗派の発展に資した人物名はよく見られます。中にはゆかりの著名人の名前が書かれることもあります。例えば京都御所のすぐ近くにある盧山寺では、紫式部が邸宅として使用、ここで源氏物語を書いたといわれており、それにちなみ紫式部の御朱印をいただけます。

御朱印いろいろ・御朱印帳編

 御朱印をいただくためには当然、御朱印帳が必要です。特定の霊場専用のものから、寺社のオリジナルなものまで、数多くの御朱印帳があります。その御朱印帳自体が魅力的で、ついつい買ってしまいます…。

 御朱印帳といただいた御朱印について詳しくはこちらのページをご覧ください。

 ついつい買ってしまうのですが、使わず御朱印帳だけを買いためるのはなんかいけないことなような気がするので、「神社専用」「京都専用」といったふうに、それぞれに役割を決めて、複数の御朱印帳を並行して使用しています。

御朱印といっても、本当に様々。御朱印を集め始めてまだ半年弱、まだ120ほどしかいただいていません。今後も御朱印の魅力を随時お伝えしたいと思います。

御朱印一覧

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