神仏霊場127 京都47番



♦周囲の札所♦

京阪鉄道を使えば建部大社三井寺石山寺まで近い。ハイキングをかねて長距離を歩くなら清水寺にも。

毘沙門堂では僕以外にも神仏霊場巡拝の道の御朱印帳を持っている方がいらっしゃいました。なんとなくですが、西国三十三ヶ所は女性、神仏霊場は男性が回っているのが多いようです。

 本殿とつながった宸殿には狩野派の襖絵があります。撮影禁止のため、写真をご紹介することはできませんが、どれも見事。桜の季節にも早かったせいもあり、それほど参拝者が殺到しているということはありませんので、畳の間でゆっくりと襖絵を担当することができました。

 拝観を終えて、改めて境内をゆっくりと歩きます。霊殿の前の枝垂れ桜はまだつぼみでしたが、ソメイヨシノと思われるものは七分咲ぐらいでしょうか。

 本殿の脇には高台弁才天があり、公式サイトなどを見ると紅葉が非常に素晴らしいようです。残念ながら紅葉の季節ではありませんでしたが、本堂と同様に色落ちした朱色が美しく、また裏側に広がる竹林が凛々しい雰囲気を醸し出していました。

 こちらが毘沙門堂でいただいた神仏霊場の御朱印です。

 その後JR山科駅から電車に乗り、滋賀・京都の霊場巡りを終えて帰宅しました。

 宸殿からは見事な庭園が見えます。スリッパも用意されているので、庭に下りることもできます。

 毘沙門堂のあとは塔頭の山科聖天こと双林院に。感じのいい年配の女性に御朱印を頂きました。

 その後、駅にまっすぐ向かわず、琵琶湖疎水沿いを少し歩き、長等神社で参拝。