石山寺から京阪電車に乗ってひと駅、唐橋前駅で降ります。近江国一宮である建部大社は駅から徒歩で15分程度です。石山寺から30分程度で徒歩で行くことも可能です。
唐橋駅を降り、駅名の由来にもなっている瀬田川にかかる唐橋を渡ります。琵琶湖につながる川は瀬田川しかなく、その瀬田川にかかる唐橋は京を守る要所として非常に重要だったといいます。
橋からの眺めは、青空と相まって非常に美しかったです。
建部大社
2011/03/29
子どもたちだけでなく、大型の観光バスでお参りに来ている団体も2組来ており、本当に参拝者があとを絶ちません。8月17日は祭神である日本武尊の戦にちなんだ大津三大祭のひとつ船幸祭が執り行なわれます。
住宅や商店の並ぶ大通り沿いを歩くと、建部大社と書かれた大きな石碑が見えます。そしてこれまた大きな鳥居があり、参道が始まります。
参道を少し歩き左側に曲がると神門が見えてきます。神門の真ん中には大きな提灯があります。御神燈という名前があるので、神社と提灯の組み合わせ自体は珍しいものではないと思いますが、こうした門と提灯の組み合わせ、浅草の浅草寺をはじめ、お寺ではよく見かけるのですが、神社では珍しいのでは?
この日は子ども会か何かのイベントがあるのか、神門の前には幼稚園ぐらいの子どもと母親の集団がいました。子どもってのは本当に元気。正直、耳が痛いぐらいの大声を発してましたが、神社という場所のおかげかイライラすることもありませんでした。
神門をくぐると、御神木の三本杉と拝殿が見えます。近江国一宮ということで、ものすごく大きな神社を想像していたのですが、思った以上に小ぶりな拝殿でした。そして本殿でお参りした。
本殿をお参りしたあとは、境内の摂社、末社をお参りします。神門前の子供たちはまだ境内には入っておらず、静かにお参りすることができました。敷き詰められた玉砂利が非常に美しく、また桜も咲き始めていました。
神門入ってすぐのところにある授与所で御朱印をいただき、駅に戻り次の園城寺(三井寺)に向かいます。