神仏霊場4 和歌山4番



♦周囲の札所♦

本宮大社は新宮駅からバスで1時間程度(便により異なる)。1日1往復、紀伊勝浦駅からのバスもある。これらの駅を拠点に、熊野速玉大社熊野那智大社青岸渡寺に。

とにかくすごい雨で。境内も良い雰囲気ですし、大鳥居の近くには綺麗な参道もあるのですが、雨と水たまりでゆっくり歩くのもままならず…。ぜひ、天気のいい時に改めて訪れたいです。

 石段を登り切ると正面に神門、右側に授与所があります。神門をくぐり社殿のすぐ前まで行ってお参りすることはできますが、神門の中は写真撮影禁止のため社殿の写真は神門越しのもののみです。

 鳥居と同様、落ち着いた社殿です。社殿は上四社、中四社、下四社の計12殿。相殿の1,2社に比べて小さいですが、神門正面の第三殿に主神がまつられているそうです。

 しかしこれで終わりではありません。境内から5分ほど歩いたところに、日本一の大きさを誇る鳥居があります。本宮大社は昔から今の場所に鎮座していたのではなく、この大鳥居のあたりにあったものが、明治時代に大洪水で流され遷宮されました。とにかく悪天候でうまく写真には写っていませんが、さすが日本一、大迫力です。本宮大社を訪れたら、こちらもぜひ忘れずに訪問してください。

 紀伊勝浦駅から1時間程度、タクシーを降りると立派な鳥居が見えます。速玉大社那智大社の朱色とは異なり、落ち着いた木目の鳥居です。

 どんどん雨が激しくなってきたので、傘は諦め合羽を着込み、鳥居をくぐります。両側に美しい木々が生い茂る美しい参道が続きます。前日の熊野古道歩きで筋肉痛気味なのと、大雨で滑りやすくなっているため、ゆっくり石段を登ります。

 神門の外、左側には拝殿があります。八咫烏つながりということで、拝殿内にはサッカー日本代表の青いユニフォームなどが展示されていました。またこんなニュースもありました。

W杯優勝でお礼参り なでしこジャパン団長

日本サッカー協会女子委員長が本宮大社にお礼参りに来られたそうです。

 参拝している内に雨がどんどん激しくなる…。ということであまりゆっくりと参拝することはできず、授与所にて御朱印を頂きました。