近畿一円に広がる神仏霊場巡拝の道の札所の最西に位置する赤穂大石神社は、兵庫県の西の方が実家の僕にとっても岡山よりの遠いところというイメージです。最寄り駅はJR播州赤穂駅。大阪から新快速を利用しても2時間近くかかります。
赤穂市といえば赤穂浪士、大石神社も大石内蔵助ら47人の義士をまつった神社で、街全体が赤穂浪士、忠臣蔵を全面に押し出しています。
まず駅を降りると大石内蔵助像があります。そこから15分ほど歩くと赤穂城跡あとが見えてき、そのなかに大石神社があります。
赤穂大石神社
2011/04/17
忠臣蔵は本当にざっくりとしたあらすじしか知らず、実家がそれほど遠くないとはいえ、きっかけがなかったら訪れることもなかったのではないかと思います。街自体、忠臣蔵を盛り立てようとするだけでなく、古く美しい街並みを守ろうとており、城跡のある非常に美しい街になっています。
お堀や城壁などお城の雰囲気を味わいつつ進むと、ちょうど桜が満開を迎えていました。
参道の両側には四十七士の石像が並んでいます。山門に一番近いところにはもちろん大石内蔵助像が。そしてその向かいには大石主税像があります。
御朱印は拝殿手前の授与所でいただけます。「大願成就」の印が押されています。また墨書きも独特です。上下をギュッと縮めた感じです。
拝殿は比較的新しいようです。大願成就、そして子宝祈願で有名なようで、子ども連れも多かったですが、やはり忠臣蔵ファン、赤穂城跡とセットで訪れた観光客の方が多いようです。
大石神社からは10分弱です。本堂の天井には立派な虎の絵が描かれています。御朱印は本堂横の受付でいただけます。「御本尊の千手観音です」など丁寧に説明をしていただけました。