神仏霊場76 兵庫11番



♦周囲の札所♦

姫路駅まで出れば、そこをからバス等で圓教寺一乗寺、廣峯神社に行ける。ただ、いずれもバスである程度時間がかかるので、事前の確認、調整が必要です。

忠臣蔵は本当にざっくりとしたあらすじしか知らず、実家がそれほど遠くないとはいえ、きっかけがなかったら訪れることもなかったのではないかと思います。街自体、忠臣蔵を盛り立てようとするだけでなく、古く美しい街並みを守ろうとており、城跡のある非常に美しい街になっています。

 お堀や城壁などお城の雰囲気を味わいつつ進むと、ちょうど桜が満開を迎えていました。

 参道の両側には四十七士の石像が並んでいます。山門に一番近いところにはもちろん大石内蔵助像が。そしてその向かいには大石主税像があります。

 御朱印は拝殿手前の授与所でいただけます。「大願成就」の印が押されています。また墨書きも独特です。上下をギュッと縮めた感じです。

 拝殿は比較的新しいようです。大願成就、そして子宝祈願で有名なようで、子ども連れも多かったですが、やはり忠臣蔵ファン、赤穂城跡とセットで訪れた観光客の方が多いようです。

 御朱印をいただいたあとは、忠臣蔵の浅野内匠頭(浅野長矩)ら浅野家の菩提寺である花岳寺に向かいます。公式サイトによると、東京にある泉岳寺は江戸詰めのための菩提寺で、花岳寺は国元の菩提寺ということです。

 大石神社からは10分弱です。本堂の天井には立派な虎の絵が描かれています。御朱印は本堂横の受付でいただけます。「御本尊の千手観音です」など丁寧に説明をしていただけました。