(京都霊場巡り2日目 10時57分)
教王護国寺(東寺)からバスと地下鉄を乗り継いで地下鉄四条駅に。そこから行願寺を目指します。
その前に、その行程にある六角堂と本能寺に立ち寄ります。
西国三十三箇所の札所でもあり、ビルに囲まれた六角堂にはひっきりなしに参拝客が訪れます。六角堂の名前のとおり、本堂は六角形をしています。ぐるりと本堂の回りを歩くと、六角形を形作りために複雑な建て方になっていることがよく分かります。
そしてびっくりなのが本堂の裏側にある池。なんと白鳥が泳いでいました。お寺の池に白鳥…。今までに見たことない組み合わせです。
行願寺
2011/03/03
鴨川や京都御所に程近い絶好のロケーションにある行願寺。狭いながらも本堂はやはり迫力があります。そして六角堂もそうでしたが三十三箇所の御朱印を求める方を見かけました。さすがに広く浸透している霊場巡りです。神仏霊場巡拝の道も頑張らねば…。
御朱印をいただいた後、しばらくビルの合間を越え、商店街を少し歩くと本能寺に到着します。本能寺といえば織田信長の最期の地として有名です。境内に信長陵がありますが、今の場所は豊臣秀吉の命で今の場所に移されたとのことです。こちらでも御朱印をいただきます。達筆な六角堂の御朱印と並べると、ちょっと笑えてしまいますが、御朱印です。ありがたくいただきます。
本能寺の後は目的地である行願寺に向かいます。京都市役所の横の道を京都御所方面に10分ほど歩くと山門が見えてきます。
こちらは京都御所のすぐ近く、ビジネス街と住宅街が混在する一角にあり、昔から「革堂(こうどう)さん」と親しまれていたそうで、六角堂と同様、三十三箇所の札所でもあります。
境内は場所柄もあり狭いですが、本堂は歴史を感じさせる堂々たる構え。都会の名刹といった感じです。
本堂内で御朱印をいただこうとすると、3人の係の方がいらっしゃり、2人がパンや手作りのお弁当を食べながら世間話をされていました。近所の人の寄り合いといった雰囲気で、なんとなくホンワカとしました。
残念ながらなんと書いてあるのかまるで読めませんが、大胆で力強い御朱印です。書き手のおばさまの印象とは対照的です。
ここで11時54分。そろそろお腹がすいてきましたが、近くに気軽に入れそうな店が見当たらなかったので、とりあえずは京都御所の中を通って次の相国寺、御霊神社に向かいます。
京都御所は初めてだったのですが、とにかく広い!建礼門、そして振り返るとだれもいないただただ広い道。どこまでも続いているようです。これで青空が人がっていたら相当きれいな写真になってたんだろうなー。またぜひ来てみよう。