(京都霊場巡り2日目 08時45分)
京都霊場巡り2日目は教王護国寺(東寺)からスタート。京都駅から徒歩15分程で東側の門に到着。そこをくぐると五重塔が目に入ります。まず、その迫力に圧倒されます。さすが日本で最も大きな五重塔だけのことはあります。そして、拝観料を支払い講堂や庭園のあるエリアに入ります。
講堂、金堂、そしてさらに近くでみる五重塔は、本当に口があんぐりと開いてしまうほど迫力です。本当に、とにかくすごい!
そしてまずは講堂の中に入りますが、薄暗いなか大きな大日如来像が迎えてくれます。観光客は多くいるのにシーンとした講堂内、まるで仏様と自分だけしかいないかのような錯覚を覚え、しばしボーッと大日如来像を見上げます。
教王護国寺(東寺)
2011/03/02
五重塔をはじめとする伽藍の迫力、そして堂内の雰囲気。どれをとっても、今回の霊場巡りの中で一番心動かされたお寺でした。「あんぐりと口を開く」というのをリアルで体験したのは初めてかもしれません。京都駅に近いというロケーションもあるので、機会あるたびにまた訪れたい場所です。
次に金堂に。こちらの御本尊は薬師如来。講堂同様、薄暗い堂内は神秘的な雰囲気に包まれており、日々の喧騒を忘れるのはもちろんのこと、本当に無の境地になることができます。
京都駅から近いという絶好のロケーションにあり、これまでも何度か訪れたことはあったはずですが、ここまで心あらわれるような体験をしたのは今回が初めてでした。
その後、五重塔に向かいます。特別拝観ということで初層が公開されており、仏像と共に壁絵を鑑賞しました。そして近くで五重塔を鑑賞します。
真下から見上げるもよし、庭園越しに見もよし。とにかく壮大で美しい。
五重塔を満喫した後は、御影堂(大師堂)をお参りした後、東寺の塔頭である観智院に向かいます。
こちらは非常に美しい庭園が見所です。
庭園を鑑賞した後、東寺の境内に戻り食堂で御朱印をいただきます。 観智院の御朱印もこちらの食堂でいただけます。
この食堂自体も非常に趣きのある伽藍ですので、ゆっくりと参拝しました。
ここで10時10分。講堂や金堂の中にいると時間を忘れていつまでも滞在していられそうでしたが、次に向かうため、南大門に向かいます。
南大門をくぐり振り返ると、南大門と塀の向こうに見える五重塔。改めて美しい。去りがたい、後ろ髪をひかれつつもバスに乗り込みます。