(京都霊場巡り1日目 14時07分)
知恩院から10分弱。街中ですが大木が増え、緑が深くなってくると青蓮院の山門が見えてきます。
こちらは妙法院と同じく門跡です。公式サイトによると、御所が火災にあったときには、仮御所の役割を果たし、「粟田御所」とも呼ばれているそうです。そんな格式高いお寺ですが、今はその庭園の美しさで有名です。特に、春と秋には夜間にライトアップされるそうで、多くの人を集めるようです(ライトアップの情報も公式サイトで紹介されています)。
山門をくぐるとすぐに拝観受付のある建物があります。御朱印もこちらでお願いできます。拝観せず御朱印だけ、というのも可能なようですが、せっかくなので御朱印帳を預けて、建物の中を見ます。
青蓮院
2011/03/01
春のライトアップといえば桜の時期がほとんどだと思いますが、こちらは半月ほど早い3月中旬から(2011年は3月12日から)。しっとりとライトアップを楽しむには良い時期かもしれません。
建物の中は、お寺というよりは由緒正しい趣きのある日本家屋という雰囲気。そして縁側の向こうには素晴らしい庭園が広がっています。
真ん中は御本尊の「熾盛光如来」と書かれています。この「熾」の草書の美しさなど、お寺の御朱印の醍醐味です。
ここで14時30分、次の平安神宮に向います。
建物を一回りすると、拝観受付のところに戻り、靴を取って庭に降ります。苔生した庭というのはほんとうに美しい。冬なので葉を落とした木が多かったですが、苔が彩りを加えています。咲き始めの梅も可憐でした。
しばらく庭園を歩いていると、本堂に出ます。その前に見た知恩院などと比べると、小ぶりな伽藍ではありますが、落ち着きのある建物で、見ているだけでも心も落ち着きます。鐘楼もこの本堂の近くにあります。
本堂の横を進むと、拝観受付の所に戻ります。ここで御朱印帳を預けた際にいただいた番号札を渡し、御朱印帳をいただきました。