(京都霊場巡り1日目 11時30分)
智積院から徒歩5分ほど、隣接する妙法院に到着です。ここは正式には妙法院門跡といいます。門跡、と最初に見たとき、「門の跡、つまり建物が残っていない」ということかと思ったのですが、皇族や貴族が住職をつとめる由緒あるお寺のことを言うそうです。神仏霊場にも、他にも青蓮院などいくつかの門跡が含まれます。
こちら妙法院は残念ながら特別な期間を除き非公開。小ぶりながら趣のある伽藍ですので、特別拝観の際には再訪したいと思います。
拝観はできませんが、御朱印は寺務所にていただけます。チャイムを鳴らし、出てきた女性にお願いしました。
妙法院
2011/02/22
神仏霊場巡拝の道の中には基本的に拝観を受け付けていないお寺、期間限定の開放というところも幾つかあります。それをネガティブに捉えても仕方がない、「特別拝観が再訪のきっかけになる」と前向きに捉えるのが良いと思います。
長いお堂の端から端まで、観音像がズラッと並んでいます。その迫力たるや。この日の最初に訪れた伏見稲荷大社の千本鳥居とはまた違う迫力です。あまりの感動に、涙が出てきそうになりました。写真撮影が禁止されているためお見せできないのが残念。ただ多分、写真ではこの感動は伝わらないのだろうなとも。ぜひぜひご自身の目で確かめてください。
御朱印はこちらのお堂の真ん中、御本尊の前でいただけます。
ここで12時15分、次の六波羅蜜寺に向かいます。空を見上げるときれいな青空が広がっていました。
ここで11時39分。次に向かうのは観光スポットとしても有名な三十三間堂です。あまり知られていないのですが、妙法院は三十三間堂の本坊、つまり三十三間堂を管理下においているのです。
妙法院を出て、智積院の方に少し戻り、京都国立博物館のある交差点を京都駅の方向に5分ほど進みます。
遠くには小さく京都タワーが見えます。
さて三十三間堂ですが、千体千手観音立像は圧巻の一言です。それほど遠いところに住んでいるわけではないのに、なぜ今まで訪れなかったのか…。