長命寺から近江八幡駅に向かうバスの途中、大杉町バス停で降りるとすぐに、日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)の大きな鳥居が見えます。
この日牟禮八幡宮は近江商人の厚い信仰を集めていたといいます。近くには近江商人の在りしころを思い起こさせる街並みが観光スポットとして人気を集めています。
鳥居を越えると水路にかかった橋があります。この辺りの水濠を「八幡堀」と呼ばれています。
そこからさらに少し歩くと、立派な楼門が見えてきます。
日牟禮八幡宮
2011/05/02
電車の行き先表示でおなじみの近江八幡ですが、始めて降りてみましたが、名前の由来となった日牟禮八幡宮も、そしてその周りの街並みもとても素敵でした。霊場巡りではなく、ゆっくりと街歩きが目的でも楽しめそうです。
そして拝殿の脇を奥に入ると本殿があります。こちらも拝殿と同様、重厚です。
子どもの日が近いということもあって、境内の拝殿と楼門の間には鯉のぼりが泳いでいました。
拝殿は比較的新しいようでしたが、濃い茶色の木の色が重厚な印象をあたえます。
参拝を終えて鳥居に向かい、来た道を戻ります。鳥居の手前で、八幡堀に下りる階段があったので降りてみます。
水濠と川沿いの緑(まだ花は咲いていませんが菖蒲かな?)、そして趣ある建物と、まさに水の都という雰囲気です。
拝殿の並びには摂社・末社があります。背景の新緑が非常に美しく、またそれほど広い境内でもなく、本殿とほぼ隣り合っているのですが、この辺りまで上がってくる人はほとんどおらず、静かな落ち着いた雰囲気の中でお参りすることができました。
参拝を終え、楼門入ってすぐ左手側にある授与所で御朱印をいただきます。御朱印にはこの辺りの地名の由来となった「近江八幡」と書かれています。