神仏霊場142 滋賀10番



♦周囲の札所♦

JR・近江鉄道の近江八幡駅からバスで15分程度。長命寺行のバスと同じ路線なので、長命寺の後で、または長命寺からの帰り道に参拝することもできる。

電車の行き先表示でおなじみの近江八幡ですが、始めて降りてみましたが、名前の由来となった日牟禮八幡宮も、そしてその周りの街並みもとても素敵でした。霊場巡りではなく、ゆっくりと街歩きが目的でも楽しめそうです。

 そして拝殿の脇を奥に入ると本殿があります。こちらも拝殿と同様、重厚です。

 子どもの日が近いということもあって、境内の拝殿と楼門の間には鯉のぼりが泳いでいました。

 拝殿は比較的新しいようでしたが、濃い茶色の木の色が重厚な印象をあたえます。

 参拝を終えて鳥居に向かい、来た道を戻ります。鳥居の手前で、八幡堀に下りる階段があったので降りてみます。

 水濠と川沿いの緑(まだ花は咲いていませんが菖蒲かな?)、そして趣ある建物と、まさに水の都という雰囲気です。

 拝殿の並びには摂社・末社があります。背景の新緑が非常に美しく、またそれほど広い境内でもなく、本殿とほぼ隣り合っているのですが、この辺りまで上がってくる人はほとんどおらず、静かな落ち着いた雰囲気の中でお参りすることができました。

 参拝を終え、楼門入ってすぐ左手側にある授与所で御朱印をいただきます。御朱印にはこの辺りの地名の由来となった「近江八幡」と書かれています。