JR大阪駅、地下鉄梅田駅(東梅田駅)から徒歩で10〜15分程度、大阪を代表する繁華街、東通商店街、お初天神通りからも近いという、本当に都心のど真ん中にあるお寺です。この辺りの地名である「太融寺」もこのお寺にちなんだものです。
太融寺は弘法大師が建立し、神仏霊場の他にも新西国三十三箇所など複数の札所として親しみと信仰を集めています。
都心のお寺ということで、境内は確かにこじんまりとしているのですが、本堂のほか太子堂や不動堂、鐘楼、宝塔など立派な伽藍が並んでいます。
まずは本堂でお参りをします。
太融寺
2011/04/05
梅田の繁華街のすぐ近くですが、周りにはいくつものお寺、神社があります。中でも有名なのが曽根崎心中ゆかりのお初天神こと露天神社です。都心の寺社巡りというのもいいのでは?
周りを大きなビルに囲まれていますが、本殿は立派なものです。
本殿の奥にある水の流れる一願堂では提灯の灯の下、不動明王(石仏)があります。夕暮れの中、提灯の灯が幻想的でした。
また境内には豊臣秀吉の側室である淀殿のお墓があります。
しばらく境内のベンチで休憩したあと、納経所で御朱印をいただきました。観音霊場ということで、「大悲殿」の御朱印です。多分、御朱印の墨書きで一番多いのがこの大悲殿だと思いますが、本当にお寺、そして書き手によって全然タイプが違います。一度、大悲殿の御朱印だけを並べて比べてみたい。