神仏霊場72 兵庫7番



♦周囲の札所♦

最寄りの山陽須磨寺駅ではなく、JR須磨駅(徒歩15分弱)まで行けば、海神社ほか、JR沿線の兵庫の札所に近い。

参道の商店街など、お寺を中心に栄えていた街、という感じです。神戸からも遠くなく、今では住宅街となっていますが、境内は活気とともに、落ち着きを感じさせる素敵な空間です。

 本堂自体はそれほど大規模なものではありませんが、どっしりとした構えです。そして本堂の右手側には護摩堂があります。ちょうど、お坊さまが読経されていました。そして左手側には大師堂があります。

 大師堂のさらに奥には三重塔があります。三重塔の敷地内には八十八ヶ所巡りのお砂踏みがあります。またそのすぐ近くには平敦盛の首塚があります。なお、胴体は須磨浦公園に葬られているそうです。

 ここまでは普通のお寺、という感じですが、須磨寺は「おもろい寺」ともいわれており、境内には色々とユニークなものがあります。例えば

 非常に可愛い「わらべじぞう」、甲羅の上に七福神を乗せた亀は、七福神を回しながら拝みます。なお、亀の上に乗るのはオッケーだそうです(七福神は失礼なので乗るのは禁止)。

 また「ぶじかえる」は飛び出た目と首が回ります。借金で困っている人は首を回すといいそうです。そのほか「おもろい」は公式サイトで紹介されています。

 御朱印は本堂すぐ近くの寺務所でいただきました。

 帰りの参道にも、とても可愛いお地蔵様?があるのを見つけました。