阿部野神社からひたすら北上、下町風情から活気あふれるミナミを抜けるとビジネス街の雰囲気が強まります。そんな地下鉄本町駅のすぐそばにあるのが坐摩神社です。駅の近くというより伊藤忠の裏、というと分かりやすい人も多いかもしれません。
坐摩神社は「いかすりじんじゃ」と読みますが、ほとんどの人が読めないはず。一般的には「ざまじんじゃ」と呼ばれています。
坐摩神社
2011/03/26
まさに都会の神社。高層ビルや高速道路の高架に囲まれています。 今まで何も知らずに何度も通り過ぎていましたが、 歴史の古い、格式高い神社でもあります。
本殿は比較的新しいものです。まずはこちらでお参りをして、境内を散策。散策といってもそれほど広くはありません。
坐摩神社にはいくつかの入り口がありますが、伊藤忠ビルの側(御堂筋に近い方)が正面になります。石の鳥居も本殿同様、比較的新しいように見えました。
反対側の鳥居から境内に入ると、境内社として陶器神社や繊維神社などが並んでいます。本町、船場といえば昔から繊維の町。確か伊藤忠も元々は繊維商社だったはず。そんな商人の町に息づく神社です。
御朱印は本殿横にある社務所でいただけます。神社には珍しい、豪快な筆使いの御朱印です。
ちなみにこの御朱印をいただいた社務所は立派なビルに入っているのですが、Wikipediaによるとこのビルは神社庁のもので、その中に社務所が入っているということです。「神社庁?そんな省庁あったっけ?」と思ったら、全国8万の神社を束ねる宗教法人だそうです。勉強になりました。