神仏霊場65 大阪24番



♦周囲の札所♦

大阪北部には施福寺、神峯山寺、水無瀬神宮などがありますが、相互のアクセスはあまり良くないので、1つに絞りその周りを楽しむのがいいかもしれません。

大阪駅にも看板が出ている、メジャーなお寺。清水寺や金閣・銀閣といった観光名所はまた違う、勢いのようなものを感じるお寺でした。箕面はいいハイキングコースでもあるので、違う季節にまたぜひ訪れてみたい場所です。

 御朱印は本堂となりの納経堂でいただけます。この日は西国三十三ヶ所巡りのツアーの方が来ていたのか、30冊ほどの御朱印帳と掛け軸を持って、御朱印をお願いしている方がいました。「この人の後だと相当待たされるな…」と思ったのですが、「お先にどうぞ」と譲っていただけたので、それほど待たされることもありませんでした。これを見てると、やっぱり西国三十三ヶ所はかなり浸透しているんだなぁと実感。ぜひ神仏霊場巡拝の道もこのくらい浸透すると嬉しいのですが。

 そして、勝尾寺といえばなんといってもだるまです。お寺のあらゆるところにだるまが置かれています。

 境内は非常に広く、法然ゆかりの伽藍など見所もたくさんありますので、ゆっくりと回るのが良いと思います。ただ、バスを1本逃すと1時間ぐらい待つことになりますし、最終バスが17時台なので、それを逃さないよう時間を確認するのをお忘れなく。

 僕は、今回は帰りはバスを使わず徒歩で箕面駅を目指すことにしました。iPhoneで検索してみると、6キロとほどいうことで歩けないことはないので。ということでお寺を出て車道沿いに歩きはじめました。

 歩き始めて20分ぐらいすると、車道ではなく山の中を歩く道の案内板が見えました。平坦な道ではないだろうけど、まあ、箕面ならファミリー向けのハイキングコースだしそんなにきつくはないだろうと軽い気持ちで山道の方を選ぶことにしました。

 が、イメージとは違い結構きつかった…。

 でもその分、眺めは最高でした!

 そうこうして1時間ほど歩くと、だいぶ勾配も緩やかになり、「観光地・箕面」の雰囲気が強くなります。川の流れと、趣ある箕面の雰囲気を楽しみつつ、せっかくなので龍安寺にもお参りし御朱印をいただきました。

 そこから箕面駅までは15分ちょっと、お土産屋さんなども眺めながらゆっくりと歩きます。

 そして駅に着く頃にはもうクタクタ、そして山登りのする予定はなかったので、ちょっときつ目の靴を履いていたのがたたって、足の指が痛い痛い。早く駅に着こうということしか考えてなかったので、ちょっと遠回りになる箕面大滝は見られなかったので、万全の準備をして箕面〜大滝〜勝尾寺のコースに挑戦してみようかと思っています。