大阪七福神めぐりルート

七福神

 B、C、EとGからJの寺社が大阪七福神めぐりの札所です。この7つだけであれば10キロほどの距離なので、徒歩でまわることも可能です。

大国主神社(大黒主)

 大黒主(大国神)がまつられています。もともとは敷津松之宮という神社で、その境内に摂末社としてではなく、別の大国主神社が置かれている、ということのようです。

 境内には何匹も猫がいます。その内の一匹はとても毛が長く、主のような風格を漂わせていました。

今宮戎神社(恵比寿天)

 十日戎で有名な今宮戎神社には、その名の通り、恵比寿天がまつられています。

四天王寺(布袋尊)

 四天王寺の石鳥居を抜けた、西大門の手前に布袋堂があります。

三光神社(寿老神)

長久寺(福禄寿)

 真田幸村ゆかりの地、真田山公園に隣接しています。

 今は完全な鉄筋コンクリートのビルになっており、三門等は薬師寺に移されています。

法案寺(弁財天)

大乗坊(毘沙門天)

 ミナミの繁華街、戎橋のすぐ近くにありますが、こじんまりとした境内はとても静かです。

 日本橋の電器店やメイドカフェが並ぶ一帯にあります。

御朱印

 御朱印をいただくときは、「大阪七福神めぐりの御朱印をお願いします」とお願いしましょう。いずれの寺社もそれ以外の御朱印がありま(右肩の印だけが違う場合もあります)。

 専用の御朱印帳はありませんが、色紙や小さな絵馬など、七福神めぐりオリジナルのものもあります。

 途中、通天閣や天王寺公園、ミナミや日本橋の繁華街といった大阪の観光スポットを通ります。1日かけるのであれば、そうした途中のスポットにも立ち寄れば、大阪観光を満喫することができると思います。

 また、寺社巡り、御朱印収集をメインにするのであれば、四天王寺界隈には本当にたくさんの寺社があります。今回は、モダンな仁王像と骨仏で有名な一心寺、正月(1月)には特別に干支御朱印をいただける生國魂神社なども周りました。

 今宮戎神社から四天王寺方向に進む途中に見えた通天閣。

 生國魂神社でいただいた辰年の御朱印。

 そして一心寺の仁王像。モダンな彫刻のようで、いわれなければ仁王像とは気づきません。